ハム子サロンへようこそ!

もうすぐ50代のとある美容室のお話

久しぶりの破れ饅頭がおいしかったです

今日は忙しくて疲れました。お客さんのおばさんとお話するのは楽しいんですけど、なんたって腰がいけません。でも、美容院は忙しくないと困るし。
だんだんイライラしてきたところに、丁度良く息子の彼女がやってきました。
 
 
破れ饅頭を持って、様子を見に来てくれたんです。地獄で仏..の気分でした。まだ最後のお客さんのいた時なんですけど、奥の部屋でお茶入れてくれてたんで、ちょっと引っ込んでパパッと2つ食べました。疲れた体と心に破れ饅頭は効きます。そのお客さんは私に息子しかいないの知ってるので、「親戚の子?」とご質問がありました。「息子の彼女です」と言うと、ものすごく驚かれました。
 

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うちの近所ではかなりの人が彼女の存在を知っているんですが、初めて聞く人はみんな驚くんですよ。そんなに珍しいかな。
さてさて、お店終わった後、またゆっくりと2つ破れ饅頭を頂きました。「合わせていくつ食べたでしょう?」なんて言ってるうちに、彼女はせっせと味噌汁を作ってくれています。そして、ちらっと後ろを向いて「そのくらいで...」とストップがかかりました。もう随分前からダイエット宣言してるんですよ。もう15年くらい前からかな。お母さんは少しポッチャリしてる方がいいよね...とか、急に痩せるとシワが増えるし...なんて言うお客さんがいけないんです。私、チキン南蛮も大好きなんです。息子が好きだからしょっちゅう作ってきましたが、私の方が好きかもしれないです。
 
 
彼女がチャーハンとお味噌汁を晩御飯に作ってくれました。本当にありがたくて、じわっと涙が出ました。息子は部活の後、友達と喋っていたとかで、晩御飯は彼女と二人きりでした。ご飯食べた後も、また破れ饅頭を1つデザートに頂きました。情けないけど、お饅頭食べながら愚痴も聞いてもらいました。「腰も痛いけど、心がしんどいよ~」とか言って。そしたら「お母さん、一人で頑張ってえらいと思います」と言ってくれました。こんなこと、息子も旦那も一度も言ってくれたことないです。もちろん、家族だからこそいちいち言わないことってありますけどね。でも、もう少し考えてくれてもいいと思うんです。私が太ってるからって、「しこ名つけたら?」とか冗談でもあんまりです。
残りの破れ饅頭も彼らにはあげないつもりです。また明日、仕事の合間に頂くことにします。